アールの小窓が並ぶ可愛い南面。
理想の外観にするため、思い切って掃出しの大窓を山並みの景観のよい北側に取り付けました。
急勾配の屋根、シンメトリーの真四角な外観、シンプルですが素材の美しさが際立ちます。
雨の日にびしょ濡れになっても小ポーチ屋根がいいな。
真鍮の表札とポスト、インターホンカバーが家に馴染んでいます。ポコポコと植えた可愛らしい黄色い小花やグリーンはぐりとぐらの世界観です。
アンティークショップから軽トラで運んだぼろぼろのアンティークドアをリメイク。幅広の無垢フロアーと馴染んでいます。
アイアンの室内窓も既製品ではなくオーダーエイジング加工してアンティークドアに合わせました。
お料理好きの御主人のこだわり、アイランドキッチン。大窓から広がる山並みを望みながらの食事は朝から会話が弾むそうです。キッチンバックセットの壁は御夫婦でキッチンに合わせて塗装しました。一緒に下準備をして何度も練習したことが思い出深いですね。
吹き抜け・オープン階段のリビングからアール垂れ壁の小屋裏収納奥までつながりを持たせ、大空間を演出することができました。
2階ホールのファミリークローク前には小さな手洗い器が。
とにかく部屋に収納を作らず広く使う。必要な時期に必要な家具を置く。オーナー様の潔い決断です。
2階主寝室のフロアーは実際に現場で使用していた足場板を加工して採用、アール小窓とアンティークなライトで異国情緒あふれる空間になりました。
子供室も収納無し、将来2分割できるようドアは2つ付けています。
バスから直線で洗面室~WIC~ランドリールーム~パウダーコーナー~ウッドデッキ物干し場へと家事動線もばっちりです。
モールデックスの造作洗面台に真鍮の棚受け。ディテールにこだわりました。
荒く塗り上げた塗り壁に木製のカウンター収納。
オーナー様の理想に近づけることができ喜んでいただきました。
アンティークドアに海外で集めたアンティークのドアノブを。
可愛いフォルムとオレンジの光で空間を包み込む照明たち
各所で塗り壁のテクスチャ―を変えました。クオリティーの高い職人技でオーナー様期待以上の仕上がりです。
ペンキ跡やキズ、不揃いのまま加工した足場板、映えのする空間です。
家を探し始めて最初のうちは、田舎の一軒家もしくは仙台市中心部のマンションや一戸建ての中古物件や建売などを検討しておりました。なかなか決断できずにおりましたところ、たまたまお邪魔した不動産業者さんにトガシホームの建売を紹介され、案内して頂いたのが最初のきっかけです。
私達は”しあわせのパン”という大泉洋さんと原田知世さん出演の映画の家が理想で、そのことを伝えたときに担当さんが興味を示してくださり、次回お会いした時にDVDを見て想像でその家の間取りを外構業者さんと作っていてくれたり、作並や秋保の土地情報も準備してくれたりして、他のハウスメーカーではスルーされていたことをしっかり受け止めてくれたことで、夢を叶えてくれる会社にやっとたどりついたという安心感でいっぱいになりました。
建築中は関わってくださった社員の皆さん、業者さんのサービス精神のおかげでとても楽しませていただきました。
担当さんは総合的に外構も含め、私達の要望が叶うようよく舵取りをしてくれました。工事担当さんは親切に説明して度々確認してから現場をすすめてくれたので安心でした。設計さんは何度も変更に対応していただいたり、プランで動線の問題解決をしてくれたり、満足いく間取りになりました。
そして大工さんにはかなり無理をお願いして快く受けていただいたこと感謝です。足場板も私たちが足を怪我しないように1枚1枚、丁寧に板を削りながら施工してくれました。塗装、造作家具、外構の業者さん全てが仕事のスキルが高く親切で本当に信用してお任せ出来ましたし、先日の地震でも早く対応をしてくれたり安心でした。
トガシホームで建築出来たことは幸運でした。皆様、ありがとうございました。
interview:2021.Mar.